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疑義解釈資料(その4)(令和6年5月10日事務連絡)

  • 項目
    在宅薬学総合体制加算
  • 在宅薬学総合体制加算2の施設基準について、「無菌製剤処理を行うための無菌室、クリーンベンチ又は安全キャビネットを備えていること。」とあるが、他の薬局の設備を共同利用することが確保されている場合であっても要件を満たすか。また、このような設備について必要な規格等の要件や、設置する際の留意点はあるのか。
  • 在宅薬学総合体制加算2は、特に高度な在宅医療の提供体制を評価するものであり、無菌製剤処理に係る要件については、自局で必要な設備を整備していることが必要であるため、他の薬局の無菌調剤室を共同利用できる体制を確保していることでは要件を満たさない。
    無菌製剤処理を行うための設備に関しては、特に規格等の要件はないが、薬局で必要な無菌製剤処理ができる設備を備えること。
    また、これらの設備に関しては、単に設置していれば要件を満たすものではなく、設備の清掃やプレフィルターの洗浄等の日常の管理や清浄度、HEPAフィルターの性能等に係る定期的な保守点検を実施することなどにより、必要が生じた際に速やかに無菌製剤処理を実施できる状態を維持していなければ、要件を満たしていると考えることはできない。
    なお、無菌製剤処理を実施する環境の確保に当たっては、公益社団法人日本薬剤師会「薬局における無菌製剤(注射剤)の調製について」も参考にされたい。
    これに伴い「疑義解釈資料の送付について(その1)」(令和6年3月28日事務連絡)別添6の問12は廃止する。
  • 通知年月日
    令和6年5月10日
  • 点数表
    調剤
  • 質問番号
    3
  • 診療報酬区分
    調剤技術料
  • 区分番号
    00
  • 発信元
    保険局医療課
  • 出典
    疑義解釈資料の送付について(その4)(令和6年5月10日事務連絡)
  • 備考
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